2010年01月16日

障害者と歯科医、橋渡し 地域での治療定着へ4月スタート 三重・みえ歯ートネット

障害者が地域で安心して歯科治療が受けられるようにするため、障害者歯科治療を専門に行っている障害者歯科センター(津市桜橋)と一般開業医の連携を図るネットワーク「みえ歯(ハ)ートネット」が、4月1日にスタートする。2月11日に県歯科医師会と県、障害者支援団体の代表で運営協議会を設立し、ネットワークの運営や事業方針などを決める。
県歯科医師会は1989年に同センターを設置し、障害者の治療を専門に行っている。しかし、診療日が年間90日と限られている上、遠隔地からの受診者は不便な状態。患者数も増え、08年度の患者数は当初の約4倍の380人となった。今後も増加が予想されるため対応が困難になりつつあり、同ネットを設けることにした。
ネットワークには県内115歯科医院が協力医院として登録。対応できる患者の治療をするほか、受診者の治療後の管理や定期検診を行う。運営協議会設立後は、ホームページで協力医院を紹介。研修会も開き、歯科医の知識向上を図る。
県自閉症協会の中野喜美会長は「うまく治療が受けられない障害者がいる家族にとって、歯科医院は入りづらかった。ネットワークは夢のような素晴らしい話だ」と話している。
ラベル:
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2010年01月15日

歯磨き行動の脳への作用を研究

現在、むし歯や歯周病などのさまざまな口のトラブルに関する研究や美しい歯に関する研究などを通し、口内の健康価値の提案に取り組んできた。
このほど、歯磨き行動が脳を活性化し、気分をリフレッシュする効果を持つ可能性を見い出した。
具体的な研究内容としては、計算作業による疲労付与後に歯磨き行動をしたときの脳への作用を客観的に評価するため、脳と心理の状態を同時に測定する“統合生理研究手法”を用いて検討。脳の活性化は、脳の疲労度や注意力に関係する指標などを用いて評価し、脳の疲労度はフリッカーテストを、注意力は脳波の測定で実施したという。また心理状態は、自己評価を数値化するVAS法 により評価している。
その結果、疲労後に歯磨きをすると、しない場合と比べ、脳の疲労は有意に低減。また注意力も高まる傾向が認められたという。これより、歯磨き行動により脳が活性化したことが推測されたのだ。さらに心理状態についても、疲労後に歯磨きをすると、リフレッシュ感が有意に高まり、集中力やすっきり感も上昇する傾向が認められたという。歯磨き行動には、仕事や勉強などで疲れた時に脳を活性化する効果があるとも考えられるのだ。
ラベル:歯,歯ブラシ
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2009年12月15日

寿命1・3倍、体はスリム 雄なしで誕生のマウス 免疫も強く、東京農大など

雄が全く関与せず、2匹の雌の卵子から誕生させたマウスは、通常の精子と卵子の受精を経て生まれたマウスより1・3倍長生きだとの研究を、河野友宏(こうの・ともひろ)東京農業大教授と川原学(かわはら・まなぶ)佐賀大准教授が12日までにまとめた。

 体重は通常マウスの3分の2しかなく、免疫機能が強い傾向もあった。

 河野教授らは「哺乳(ほにゅう)類で雌の方が長生きなのは、精子の遺伝情報が寿命にマイナスの影響を与えているためかもしれない」と話す一方「寿命には多様な側面があり、人間にも当てはまるかは分からない」としている。

 哺乳類には、父母のどちらから受け継いだかによって働いたり働かなかったりする「インプリント遺伝子」がある。河野教授らは、精子から伝わった場合にだけ働く遺伝子のうち、胎児の発育に必要な遺伝子を働くようにした「雄型」の卵子を作製し、その核を別の卵子に入れてマウスを誕生させる方法を開発。これを「二母性マウス」と名付け、最初のマウス「かぐや」の誕生を2004年に発表した。

 今回は、二母性と通常の雌各13匹の成長を観察。二母性の寿命は平均841・5日で通常の同655・5日より長く、生後1年8カ月時点の体重は二母性が平均29・4グラムで、通常マウスの同44・9グラムより軽かった。

 遺伝子を調べると、通常マウスでは、成長ホルモン分泌に関係するRasgrf1という遺伝子が父方から受け継がれて働いていたが、二母性では働いていなかった。これが体重差などに影響しているらしい。

 河野教授は「雄は繁殖競争に勝つため体を大きくすることにエネルギーを使う結果、寿命は短くなるのではないか」とみている。

※インプリント遺伝子

 哺乳(ほにゅう)類が、受精後に発育していく過程で、両親から伝わったうちの一方だけが働く遺伝子。河野友宏東京農業大教授らは、インプリント遺伝子の一部が精子のように働く卵子を作り、別の卵子と合わせた2個の卵子によって、マウスを誕生させた。1個の卵子からコピーの子ができる「単為生殖」とは厳密には異なる。

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2009年12月07日

山口県の4歳児死亡 新型インフルエンザ

山口県は4日、新型インフルエンザに感染していた山口市の男児(4)が1日に死亡したと発表した。男児に基礎疾患はなく、先月25日に新型インフルエンザのワクチンを接種していた。

 山口県健康増進課によると、男児はワクチンを接種した3日後の先月28日夜までは普段通りに生活していたが、29日午前0時過ぎに呼吸をしていなかったため病院に運ばれ、1日にくも膜下出血のため死亡した。病院搬送時に実施したインフルエンザの簡易検査で陰性だったが、死亡後の遺伝子検査で感染が確認された。新型インフル感染やワクチン接種と死因との因果関係は不明という。
ラベル:山口県
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2009年12月02日

山口・周南こどもQQオープンから1年

山口・周南こどもQQオープンから1年 受診者数、11カ月で9289人

周南こどもQQ:オープンから1年 受診者数、11カ月で9289人 /山口

周南、下松、光3市の小児救急医療の拠点として周南市孝田町の社会保険徳山中央病院に設置された「周南地域休日・夜間こども急病センター」(通称・周南こどもQQ)が1日、オープンから1年を迎えた。10月までの11カ月間の受診者数は9289人に上り、開設前の受け皿だった周南市休日夜間急病診療所の昨年10月までの数より46・6%増加。利便性が高い同病院との一体化の効果が表れた形だ。

 同センターは、3市と地元3医師会などで運営。小児科医を当番制で派遣し、夜間は午後7-10時、休日昼間は午前9時-午後5時に15歳以下の子どもを受け入れている。

 徳山中央病院によると、同センターの08年12月-今年10月の受診者数は、夜間(335日)が5174人と前年同期(3291人)より57・2%増加。休日昼間(65日)も4115人と同じ時期(3044人)より35・2%増えた。

 また、2次救急機関として高度な医療を担う同病院に転送した件数は324件で、同診療所時代の118件の2・7倍に達した。

 徳山中央病院は「センターが開設してから病院の小児科医がすべての乳幼児を診られるようになった。当直医の負担軽減にもつながっている」と評価している。
ラベル:山口県
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2009年11月24日

新型インフルエンザ感染の中学生が死亡 山口県内初

山口県は22日、新型インフルエンザに感染した山口県光市の中学2年女子が21日に死亡したと発表した。女子には慢性的な肺障害の基礎疾患があった。新型インフルエンザのワクチン接種はしていなかった。山口県内で感染者の死亡は初めて。

山口県健康増進課によると、女子は16日、肺炎のため周南市内の総合病院に入院。20日明け方に40度以上の発熱があり、簡易検査ではインフルエンザ判定は陰性だったが、医師の判断によりリレンザを投与。21日午前11時ごろ容体が急変し、午後0時50分ごろ死亡した。県が遺伝子検査(PCR検査)を実施した結果、新型インフルエンザ感染が確認された。死因は新型インフルエンザに伴う急性心筋炎による心不全。

 家族は新型インフルエンザを発症しておらず、感染源は特定できていない。病院では院内感染が起きていないか調査を進めている。
ラベル:山口県
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2009年11月16日

インフルエンザ患者報告数が今季最多 山口、防府市など増加顕著

山口県内の2-8日における定点医療機関当たりのインフルエンザ患者の報告数が、前週より9・35(人)増える27・89となり、今シーズン最多を更新。地区別では前週まで最も多かった岩国が減少に転じる一方、山口、下関、防府で特に増えた。

 県感染症情報センターによると、地区別では、山口48・63▽下関39・67▽防府36・50▽岩国30・88▽宇部25・00▽周南16・91▽柳井5・80▽長門3・33▽萩1・67。

 一方、山口県への集団発生報告によると、13日までに延べ1万3284人のインフル患者が幼稚園、保育所、小中学校、高校で出た。県内の18歳以下の人口の約5・4%を占めており、集団発生以外の発症を含めるとさらに膨らむという。また、休校や学級閉鎖などの措置をとった小学校は518校、中学校は225校、高校など185校(いずれも累計)に及んでいる。
ラベル:山口県
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山口県がワクチン接種日程公表 未就学児ら17日から 新型インフルエンザ

山口県は13日、新型インフルエンザのワクチン接種の新たなスケジュールを公表した。小児への接種を前倒しするよう国が要請したためで、1歳-就学前児、基礎疾患のある小4-中3について17日から順次開始し、小1-小3も12月上旬に早める。重症化しやすい幼児を優先する方針で、すべての未就学児(約6万9000人)が1回接種できるワクチン量を小児科に配分する。

 山口県によると、今月6日に出荷された県内向けのワクチンは、計4万8708回分。保存剤が添加されていない妊婦向け2640回分も含まれており、これも17日から接種が始まる。対象者全員に行き渡る量ではないが、未就学児分は優先的に確保し、約200の医療機関(小児科)に配るという。

 他の接種スケジュールは、▽1歳未満の乳児の保護者が1月上旬▽小4-小6、中学、高校生、65歳以上の高齢者がいずれも1月中旬から。県は、かかりつけ医に問い合わせるよう呼び掛けている
ラベル:山口県
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2009年10月31日

口腔粘膜スプレーによるインスリンの供給が有望

口腔粘膜スプレー装置による1日に12回の噴霧で、耐糖能異常(IGT)を持つ者の血糖値を低く維持できるという試験結果が、国際糖尿連合(IDF)の第20回世界糖尿病会議で発表された。このインスリン供給手法は、1型と2型の両方の糖尿病に使える、注射によらない新しいタイプのインスリン供給システムとして有望である。

ヒトインスリンの口腔粘膜スプレー
検証したのは、Generex社が開発したOral-lynというインスリン口腔粘膜スプレーの安全性と有効性である。「この装置はインスリンを口腔咽頭粘膜に供給するので、肺には到達しない……吸収は非常に良好であり、投与から10分後にはピークに達する。」噴霧器の中には通常作用性のヒトDNAインスリンをpHが中性のバッファ溶液に溶解したものが入っている。また噴霧器には、吸収促進剤、安定剤、非CFC系高圧ガスも注入されている。

IGTが確認されている31名の患者をランダム化して、4回、6回、12回のいずれかの口腔粘膜スプレーインスリン噴霧を2度実施した。1度目は標準的な75 gグルコース耐糖試験の前に噴霧し、2度目はその30分後に噴霧した。1回の噴霧はインスリン1単位に相当する。そしてグルコースとインスリンのレベルを、30、60、90、120分後に計測した。

12回の噴霧のほうが血糖値が低い
4回または6回の噴霧では未治療患者に比べて血糖値に変化が見られなかったが、12回の噴霧では影響があった。グルコース摂取の2時間後において、12回噴霧を行った患者の血糖値は未治療患者に比べて平均29.6%低かった(P < 0.05)。3時間後では、12回噴霧群での血糖値は26.8%低かった(P < .05)。すべての計測時点を合わせると、未治療患者に比べた血糖の平均低下幅は、12回噴霧で15.8%だった。また12回噴霧では、すべての計測時点においてインスリンレベルが高い傾向が見られ、30分後の時点で有意に達していた。低血糖症などの有害事象は今回の試験では見られなかった。

フロリダ大学医学部(タラハシー)の小児内分泌科医であるLarry C. Deeb, MDは、インスリン投与の代替経路の発見がきわめて重要であることに同意している。「インスリン投与は、糖尿病患者にとって大きな問題である」と博士は言う。「注射に対する恐れが、特に投与しなかったからといってすぐに死ぬわけではないような糖尿病患者においては存在することをきちんと認識しなければならない……インスリンを省略することが(1型、2型)糖尿病における大きな問題の一つなのだ。」

口腔粘膜投与の有望性
口腔粘膜スプレーが明らかに有望であると考えている。「(この製品によって)患者は高血糖に曝される時間を自分で減らせるだろう……試験した患者における(血糖値の経時グラフの)曲線下面積が減っている。」今回のような短期の小規模試験は、もっと患者数を増やして、期間も長くした試験で追認する必要があると、博士は述べている。
口腔粘膜スプレーは1型と2型の糖尿病患者を対象にした短期試験ですでに検証されていて、良好な結果が出ている。長期試験は現在進行中である。
ラベル:口腔
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2009年10月22日

自分の歯を目に移植

約9年前に失明した米国人女性(60)が、歯を用いた人工角膜の移植によって視力を回復したと、手術を行った米マイアミ大学(University of Miami)バスコム・パルマー眼研究所(Bascom Palmer Eye Institute)の医師らが16日、明らかにした。
ミシシッピー(Mississippi)州在住のシャロン・ソーントン(Sharron Thornton)さんは、2000年にスティーブンス・ジョンソン症候群にかかり、失明した。角膜移植や一般的な人工角膜は拒絶反応があったという。
そこで医師らは、ソーントンさんの犬歯を周囲の骨ごと取り出し、形を整えたのち、穴を開けてそこに光学レンズをはめ込む手法を取った。この手法では、レンズをはめた歯は患者のほおまたは肩の皮下に移植され、歯とレンズがしっかり結合するまで2か月間放置される。こうしてできあがった人工角膜に細かい処置を施した後、目の中心に移植した。
包帯は2週間前に外されたが、ソーントンさんはその数時間後に物体や人を認識できるようになり、2週間後の今では新聞も読めるまでになった。「まだ見たことのない7人の孫たちの顔を早く見たい」と話しているという。
この手法は、もともとイタリアで開発されたが、米国では今回が初の実施。患者本人の歯を使用するため、角膜移植への拒絶反応がある人でも大丈夫だという。
ラベル: 移植
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